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民間衛星企業、2018年「テントウムシ・シリーズ」衛星を発射予定

2018-02-11 13:26:39     cri    

 中国の民間衛星メーカーの九天微星が打ち出した衛星IoT計画はこのほど実施段階に入り、2018年下半期に「テントウムシ・シリーズ」衛星を発射して、モノのインターネット通信のコア技術と複数衛星のネットワーキング能力のバリデーションを(妥当性の確認)行う予定です。

 2015年6月に発足した九天微星は中国科学院西安光学精密機械研究所が投資したインキュベーターである中科創星の投資プロジェクトです。九天微星は小型衛星の設計、研究開発、ネットワーキングのコア技術などを主に、小型衛星のイノベーションや応用、ネットワーキングと運営に焦点を当て、国内初の衛星の設計・研究開発から応用までというクローズループ制御を実現した会社です。2日、酒泉発射センターから打ち上げに成功した中国初の教育衛星「少年星一号」は九天微星の研究開発によるものです。

 また、九天微星は100キロ級衛星に関する研究開発能力を持っています。「テントウムシ・シリーズ」の主な衛星に当たる「娯楽星」は宇宙の自撮り、宇宙バーチャルリアリティ(VR)などを可能にしました。そのうち「少年星二号」は小中学生の宇宙科学教育の普及と宇宙実験、「パンダ星」は野生パンダの観測と保護に用いられています。(殷、星)

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