上海協力機構加盟国の外務次官会議が20日、モスクワで開かれ、中国からは李恵来外務次官補が代表団を率いて会議に出席しました。会議には各加盟国の外務次官、上海協力機構事務局長、地域反テロ機関執行委員会主任らが出席しました。

　参加者らは、新しい情勢下における上海協力機構の発展について意見を交わし、各加盟国首脳による合意内容を実行に移すこと、協力関係を一層強化すること、地域の安全と安定を共に維持すること、各分野における実務協力を拡大することなどを通じて、上海協力機構の良好で安定した発展を後押ししていく方向で意見の一致を見ました。

　李外務次官補はロシアのモルグロフ外務次官、カザフスタンのカマルディノフ外務次官とそれぞれ会談を行いました。（殷、む）