
開会式で和服姿の学生が舞を披露
中国の大学生が日本語での演技を競う演劇大会が7日、北京第二外国語学院で行われました。1979年から続くこの演劇大会は今年で35周年を迎え、今回は「絆」をテーマに、日本語学院(学部に相当)の10クラスによる演劇が披露されました。また、中日両国の企業や機構、メディアからゲスト約10人が招かれ、審査委員を務めました。
大会では、童話「シンデレラ」や、ミュージカル「レ・ミゼラブル」といった原作付きの作品の他、白雪姫が暗殺に来た王妃を裁判で訴える「白雪姫裁判」や、大学内のコンビニを舞台に面白おかしな出来事を描く「深夜コンビニ」、ネット通販で人や国の運命をも変えるアイテムが届く「不思議な商品」など、学生らの独自の世界観をアピールするオリジナル脚本による作品も上演され、会場では様々な場面で拍手が湧き起こりました。
北京日本大使館の横井理夫参事官は大会後、「学生たちの演技から熱いものが伝わり興奮した。ただ発表するだけではなく、準備から全て学生が担当しているところが、他の取り組みとは少し違う」と評価しました。
今回の演劇大会では、ミュージカル「レ・ミゼラブル」を披露した3年4組が1等賞を飾り、日本語能力のほか、主演学生の高い歌唱力と力強いパフォーマンスが評価されました。同クラスでヒロインを演じ、最優秀女優賞に輝いた丁秋雨さんは、「演技を通して、愛と平和の大切さを伝えたかった。クラスメート1人1人の努力の結果、賞につながった」と感想を語りました。
今回の演劇大会を開催するにあたり、学生側の運営責任者である季国昕学生会会長は、「輝かしい伝統を受け継いでいくことに重みを感じる。この行事を継承していく中で、演劇以外の新しいものも取り入れていきたい」と今後の取り組みについての意気込みを語りました。(取材・写真:RYU)

1等賞に輝いた「レ・ミゼラブル」

オリジナル作品「不思議な商品」

オリジナル作品「びっくりさせられた」

オリジナル作品「試着室殺人事件」 
オリジナル作品「深夜コンビニ」

衣装にもこだわった「シンデレラ」
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