東京渋谷の商店街では4日から14日にかけて、宝くじ付きのセールスキャンペーンが実施されています。新宿駅前の百貨店では、「銀聯カードのご利用で代金の5%をお値引」という大きな赤いスローガンが掲げられています。また、ある大手免税チェーン店は新宿の本店で沖縄と京都の物産品を集めた特売会を催し、130種類以上の商品を春節セールに出すということです。
昨年の春節、中国人観光客の「爆買い」現象は日本の人々に大きな衝撃を与え、年度流行語にも選ばれました。今年の春節に照準を合わせ、多くの商店や免税店が綿密な準備を進めており、「春節商戦」は空港の免税店から市内の商店街まで拡大しています。伝統的な大手百貨店や免税チェーン店のほか、日用品や家電量販店、モバイル通信業者、工場直販店、スーパーのチェーン店など、あらゆるお店が中国人観光客を狙った春節商戦に備えて、「支付宝(アリペイ)」決済など、中国の大手EC決済代行業者との連携を進めています。
また、業界の予測によりますと、今後長い間、中国をはじめとする海外からの観光客は日本の百貨業界の主な消費者となり、免税商品による商戦がいっそう白熱していくだろうということです。(02/05 Lin, 謙)
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