中国広西チワン族自治区商務庁の馬継憲副庁長は、1日に開かれた記者会見で「2015年、世界経済が回復力に乏しく、国際貿易が減少していた背景で、広西チワン族自治区は『一帯一路』関係国との輸出入額が320億ドルに近づいており、一昨年より4割以上増えている。ASEANは15年連続し広西チワン族自治区最大の貿易パートナーとなっている。『一帯一路』構想の推進に従い、中国の企業は広西チワン族自治区を通して海外進出している。新しい優遇政策の成果を収めた」と紹介しました。
馬副庁長は、広西チワン族自治区にはすでに大メコン川流域経済協力計画(GMS)、汎北部湾地域経済協力、南寧・シンガポール経済回廊、中国-ASEAN港湾都市協力ネットワークが構築されていることを示しました。次の段階において、広西チワン族自治区は「一帯一路」を生かし、陸海におけるASEANとのインフラ施設の相互接続を推進し、中国-中南半島経済回廊を整備し、ASEANを中心とする対外開放戦略のアップグレードを実現させるということです。(殷、謙)
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