イギリスを公式訪問中の習近平国家主席は21日、キャメロン首相と会談し、全面的戦略パートナーシップの構築で意見が一致しました。また、金融、税関などの協力文書の調印式に立ち会いました。国際世論はこれら一連の実務協力の成果に注目しています。
ロイター通信は21日、「習主席とキャメロン首相は数百億ドル相当の案件について協議し、非常に意義ある原子力発電の案件で合意、調印した。これは西側の原子力発電施設に対する、中国初の投資である。イギリスは今後10年で、約四分の一の発電能力をレベルアップさせる見込みだが、中国の投資により活力が生まれる」と報道しています。
イギリスの新聞「デイリー・テレグラフ」は、「習主席の訪問は両国にとってウィンウィンである。前回の中国首脳のイギリス訪問は10年前のことだったが、ここ10年の間、中国は世界第2位の経済体に成長してきた。中国の非常に大きな市場はイギリスの企業とサービス業界に巨大なチャンスをもたらす」としています。
アメリカの新聞「ウォールストリート・ジャーナル」は、「両国の首脳は経済貿易関係の強化を願うことを共に表明した。21日に発表された一連の経済貿易協議の中で、最も重要なのはイギリスのヒンクリー・ポイント原発に中国企業が出資し、30%の株を保有することだ」としています。
また、フランス、ドイツ、シンガポールの主要メディアもここ数日、文章を発表し、習主席のイギリス訪問の成果を報道しています。(ooeiei、keiko)
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