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欧米メディア、習主席の米国公式訪問成果に注目

2015-09-27 16:40:27     cri    

 中国の習近平国家主席は25日、アメリカに対する公式訪問を円満に終えました。欧米のメディアは、訪問中に中米両国首脳が達した成果に大きな関心を持ち、幅広く報道しました。

 今月22日から25日まで、アメリカを公式訪問した習近平主席はオバマ大統領と踏み込んだ、率直的でかつ建設的な会談を行い、幅広い共通認識に達し、一連の重要な成果を収めました。

 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、「中国とアメリカが気候変動に対応する新たな動きは、中国が2017 年に温室効果ガスの排出量を制限し、温室ガスの排出量取引市場を立ち上げることを約束するなどの内容が含まれている。オバマ政権の政府関係者は、声明は両国が共通目標を達成する決心を世界に示し、中国とアメリカの気候外交は新たな時代に入ったと話した」と報道しました。

 英国放送協会(BBC)は報道で、「中米両国はサイバーセキュリティの強化で共通認識に達した。両国首脳は二国間関係、貿易、サイバーセキュリティ、それぞれの国内問題やグローバル協力など一連の課題について幅広く、率直的で建設的な交流を行った」としました。

 ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)は、「中国は温室ガスの排出量取引市場を2017年に立ち上げ、展開することで、温室効果ガスの排出を抑制することを約束した。今年12月のパリ気候変動会議(COP21)でグローバル気候公約を可決させるため、両国は、各国が排出削減の約束をするなどの内容を含めた大きな目標を立てた。イランの核協議分野での協力内容も発表された」と報道しました。

 ワシントン・ポスト(The Washington Post)は、「サイバーセキュリティ問題で共通認識に達したことは、中米の二国間関係において重要な議題での突破だ」と分析しました。

 中米両国の首脳がアメリカで人民元での取引と決算を実施することで一致を見たことに対し、ニューヨーク元市長のマイケル・ブルームバーグ氏は声明を発表し、「オバマ大統領と習近平主席が経済協力分野で多くの進展を遂げたことを心から祝賀する。アメリカで実施される人民元取引メカニズムは二国間関係を力強く高めた。これは、貿易を促進し、アメリカ企業の競争力を強め、アメリカ金融業の発展を更に推し進めていく役割を持っている。これは両国が踏み出した非常に重要な一歩だ」と述べました。(怡康、kokusei)

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