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習主席、訪米に先立ち米商工業界リーダーと会談

2015-09-17 22:22:07     cri    

 中国の習近平国家主席は17日、北京の人民大会堂で、第7回「中米商工業界リーダー・元政府高官対話」出席のため訪中中のアメリカ側代表と会談しました。

 習主席は「中国とアメリカは世界の二大経済大国として、国際的経済協力をリードし、国際金融の安定を守り、世界経済のガバナンス改革を推進し、世界経済が長期的成長を遂げるための潜在力を強化する責任がある」との考えを強調しました。また、「中国は改革開放を国策として継続する。アメリカの商工業界は中国の改革開放政策のステークホルダーであり、今後もより積極的な姿勢で中国の改革開放をサポートしていくことを期待する」と述べました。

 習主席は間もなく出発するアメリカへの公式訪問についても触れ、「今回の訪問を通じて、中米両国民の友情を深め、各分野での協力を拡大し、両国関係に新たな、大きな発展をもたらしたい」と語りました。

 全米商工会議所のドナヒュー会長やグティエレス元商務長官らは、習主席の訪米に歓迎の意を示したうえで、「アメリカの商工業界は米中両国の経済、貿易、投資分野における協力を強化するために積極的に取り組んでおり、米中の二国間投資協定の早期締結を願っている」と述べました。この他、中国が主導するアジアインフラ投資銀行や「一帯一路」(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構想については、「世界経済の発展において重要な役割を果たすものだ」と述べ、それを支持するとしました。

 「中米商工業界リーダー・元政府高官対話」は両国の通商政策への助言のため、中国国際経済交流センターとアメリカの全米商工会議所の共催によって開かれているものです。7回目の今年は9月17、18日の両日に北京で行われ、二国間投資協定の展望やイノベーション、技術革新、主要国首脳会議(G20)の中国での開催など複数の議題について、2日間にわたっての意見交換が予定されています。(鵬、向)

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