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　アメリカのニューヨーク連邦準備銀行のウィリアム・ダドリー総裁は12日、「中国経済が見通し通りの状態を維持できていないならば、元相場を調整したことは適切だろう」と話しました。

　ダドリー総裁は「中国で起きることは世界に大きな意味を持ち、中国の他国に対する需要に巨大な影響を与えており、大口商品価格の主な決定要因にもなっている。しかし、現時点で元相場調整の影響について結論を出すのは時期尚早だ」としました。

　中国人民銀行は11日、人民元対米ドル相場の中間価格の市場化レベルと基準性を高めることを決定し、元相場は大幅に下落しました。

　海外の経済アナリストは「中国の改革措置は、元相場の市場化レベルの向上推進に役立つ。変動幅はコントロール出来ており、国際市場に与える影響は限定的だ」と見ています。（ジョウ、小山）国際・交流へ