
今年6月、日本は中国人観光客にとってもっとも人気のある海外旅行目的地になりました。一方、香港旅行を訪れた中国大陸の観光客数は前年同期より50%以上も下がったということです。
今年上半期、海外旅行を訪れた観光客数は前年同期より12.1%増えましたが、経済状況のよい広東省、浙江省、上海市からの海外旅行観光客数は上位三位を占めていました。
アジアが最も魅力的な観光目的地とされますが、特に東南アジアと北東アジアの韓国と日本に集中しています。今年上半期、免税となる商品品目の範囲拡大と中国人に対するビザ発給要件緩和、円安などから、日本旅行はますます人気を呼んでいます。中国人観光客の海外旅行目的地ランキングで、日本は2013年上半期の9位から、2014年上半期は5位に、今年上半期は3位、今年6月には1位に上りました。
このほか、ヨーロッパに行く中国人観光客の数も増え続け、フランス、イタリア、スイス、ドイツなどに行く中国人観光客数の増加幅は80%を超え、そのうちドイツは1.7倍以上増えていました。
香港は大陸観光客にとって買い物の天国でしたが、2014年9月からは香港への大陸の観光客数は大幅に下がりました。
伝えられるところによりますと、女性観光客は観光客全体の64%を占めているということです。男性よりも女性の海外旅行は買い物を目当てにしているため、日本、韓国、ヨーロッパ、アメリカなどの国々は化粧品、薬用化粧品、洋服などの看板商品を利用して女性観光客の呼び寄せに必死です。海外旅行にいく年齢層から言えば、25歳から34歳までの女性が最多で、、男性は55歳から64歳までの人が多いということです。(殷、kokusei)
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