北京
PM2.577
23/19
中国駐日本国大使館、人民中国雑誌社、日本科学協会が共同主催する「Panda杯全日本青年作文コンクール2019」の表彰式および5周年記念文集出版式が7月31日に東京で行われました。約200人の関係者が出席しました。
「Panda杯全日本青年作文コンクール」は日本の若者の中国に対する認識と理解を深めてもらうことを目的として2014年に始まったもので、これまで6年間で2500人以上の日本各地の青年たちが参加してきました。今年は513人の応募のうち、55人が受賞しました。主催者によりますと、受賞者20人からなる訪中団が8月2日から8日にかけて北京市と陝西省西安市を訪れ、中国の若者との直接交流を行うということです。
表彰式に出席した孔鉉佑大使は挨拶の中で、「目下の中日関係は関係改善の良好な勢いを保っている。今年は新中国成立70周年の年であるため、今回の訪問を通じて、中国が経済・社会の面で遂げてきた70年の発展を知り、中国5千年の悠久の歴史と文化を体験し、より多くの中国の友達を作って欲しい」と述べました。
また、日本科学協会の大島美恵子会長は、日中両国の若者が作文コンクールのチャンスを十分に活用し交流の機会を増やしていることに喜びを示しました。
なお、6月25日に習近平国家主席はG20大阪サミットへの参加を前にして、「Panda杯全日本青年作文コンクール」の受賞者である中島大地さんに手紙を送り、「両国の若者にはより美しい両国関係を切り開くために活躍して欲しい」との思いを伝えました。この出来事は両国の間で強い反響を呼びました。人民中国雑誌社の王衆一総編集長は挨拶の中で、「習主席の返信は参加者への激励であるだけでなく、未来に対するメッセージであり、中日両国の友好への願いでもある」と話しました。(RYU、謙)
関連ニュース