北京
PM2.577
23/19
中日平和友好条約締結40周年にあたる今年、両国の各分野で関係改善に向けた対話や交流が活発化しています。日本の大学生友好訪中団108人が28日午前、中国国際放送局を訪れ、CRI日本語部職員との交流会に参加しました。
訪問団の団長を務める呉海元さんは「今回の訪問は、中国の社会発展や歴史文化に直接触れ合える機会を設け、両国の友好の絆をより強めることを目的としている」と挨拶しました。
CRI日本語部の職員は学生訪問団にCRIの歴史や業務内容を紹介したほか、中国語学習やメディアの融合発展などについて交流を行いました。
今回の交流会について、関西外国語大学4年生の玉井蓮さんは「若者として自分はラジオをあまり聞いたことがなかった。今回はCRIを見学してラジオの裏側を初めて知り、ラジオでしか知らない世界観、ニュース、情報、コンテンツも知ることができた。日本に帰ってからもラジオ放送を利用して、中国語の勉強をしたいと思う」と語りました。
和歌山大学の中岡孝輔さんは「今回の交流会で見た映像を通して、北京の現地に住む日本人がどういうことを考えながら暮らしているかがわかり、それが一番印象深かった。また、北京は思ったよりも綺麗で、ジャージャン麵(炸醤麺)も美味しかったので、印象はすごく良い」と話しました。
和歌山大学の米田叶望さんは「今回の交流を通して、まずラジオに対する興味を持てた。高校生の時に1年間中国語を学んだが、苦戦しているところも多くて難しい。これからは、CRIが紹介した中国語講座のようなものを実際に活用して行きたいと思う。また、北京は初めてだったが、都市のようなイメージがあって、住みやすそうなところだと感じた。中国に対する印象はかなり良くなった」と感想を語りました。
なお、8月29日には日本の大学生500人と北京大学の学生500人が、北京大学で「千人交流」を行う予定です。
関連ニュース