北京
PM2.577
23/19
先ごろシンガポールで行われた中国・ASEAN外相会議で、南海の行動ルール作成に向けて個別に交渉を実施する案が採択されました。これについて、フィリピンのカエタノ外相は7日、マニラで行われた記者会見で、「東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国は、『南海行動規範』に関する個別交渉案をまとめた。これはルール作りに向けての交渉における大きな進展で、友好関係の維持にプラスになるものだ。一部の敏感な問題によるASEANと中国との関係への影響が避けられるだろう」と評価しました。その上で、「『行動規範』を通じて、南海を平和で安定した海としていく体制を作ることに期待したい」と述べました。(朱 森)
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