北京
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30日、「大いなる河の奔流ー長江経済帯からの報道」取材チームは重慶市巫山博物館を訪れました。取材チーム一行は、博物館の手配で三峡皮影戯の実演を鑑賞、取材に参加していた外国人記者らからは感嘆と称賛の声が上がりました。
重慶市巫山一帯に伝わる地方伝統劇の一種である三峡皮影戯は、無形文化財として極めて長い歴史を有しており、その源流は先秦時期までさかのぼることができると謂われます。近年では、映像や音響など現代のテクノロジーを利用したエンタテインメントの普及により、三峡皮影戯は隅に追いやられがちな存在となっていましたが、その独特の価値で未だに輝きを放ち続ける存在感を守るため、地域政府はその保護に力を入れてきました。
その一環として、この数年、巫山博物館では「骨董品に命を吹き込め」をテーマに、バラエティ豊かなコンテンツを詰め込んだプロモーション活動を展開しています。
博物館の五階にある無形文化財フロアでは現在、巫山地域のカラーに溢れた皮影戯、巫音、民俗歌謡など、国家クラス、市クラスの無形文化財が生き生きとした姿で展示されており、市民や見学客はショーケースの展示を通して現地の文化にふれることができるようになっています。(む)
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