北京
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チベット自治区ラサ市公安局は25日、「古代寺院遺跡の大規模な盗掘を取り締まった。被害総額は100万元に上り、容疑者14人全員が逮捕され、文化財48点と現金15.5万元を取り戻した」と明らかにしました。
ラサ公安局によりますと、2017年12月に村民から「近くの寺院遺跡に、深夜になると光がつく」との通報があったとのことです。これに基づく調査によって、今年7月1日夜、盗掘作業を行っていた5人を現行犯逮捕し、さらに同月5日までに容疑者14人全員を取り締まることで、関連の現金15.5万元と文化財48点が取り戻されました。
取り戻された48点の文化財は鑑定され、うち4点が国家二級、さらに4点が国家三級に値するとの結果が出されています。
容疑者らの供述によりますと、盗掘は6回にわたって行われ、盗品は1点につき3000元から56万元の価格で売却されたということです。
なお、今回盗掘の被害に遭った古代寺院は、およそ400年前、明朝後期に建てられたものとされています。(朱、謙)
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