北京
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習近平国家主席は7日午後、北京の人民大会堂で、古くからの友人であるカザフスタンのナザルバエフ大統領と会談しました。両首脳による会談は、この6年間で17回目です。
この日行われた歓迎式において、また会談室に向かう途中でも、二人は友として常に肩を並べ、言葉を交わしていました。
2017年6月、習主席はカザフスタンに対する3回目の訪問を行いました。その際、習主席とナザルバエフ大統領は、当時開催中であったアスタナ国際博覧会の中国パビリオンを見学しました。高速鉄道の体験車両のコーナーでは、習主席に誘われてナザルバエフ大統領が運転シミュレーションにチャレンジする一幕もありました。
習主席が「シルクロード経済帯」共同建設の提案を初めて行ったのは、2013年のカザフスタン訪問期間中でした。カザフスタン側はこの提案に積極的に対応し、取り組んできました。2016年の時点で、カザフスタンを経由して中国・ヨーロッパ間を結ぶ貨物列車の数は1200便を超え、両国の鉄道輸送量は前年比800万トン増の伸びを見せました。現在、カザフスタンは「一帯一路」沿線国の中で、中国にとっての最大の投資先になっています。
2017年6月の習主席によるカザフスタン訪問期間中に、両国は映画合作に関する政府間協力協定を結びました。これと同時に、映画『音楽家』の撮影がスタートしました。この作品では、名曲「黄河大合唱」を作曲した音楽家・冼星海にスポットライトが当てられ、彼がカザフスタン滞在中に民族音楽から学び、経験する様子や、現地の音楽家との友情が描かれています。(朱、謙)
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