北京
PM2.577
23/19
ニイハオ!高橋恵子です。
3月の北京は、花便りが届き始め街に彩が戻ってくる時期。
道行く女性の服装も少しずつ軽やかに春めいてきました。
日本なら3月3日が桃の節句=女の子のお祭りですが、中国では
3月8日の国際婦人デー=婦女節を祝います。日付から「三八節」
とも呼ばれています。
雛人形を自宅に飾ってお祝いする日本の桃の節句。プライベートな
内向けの節句といった感じですが、天の半分は女性が支えるという中国では、
女性は半日休みになるし、どちらかというと社会的なイベント。
一足早く、7日に人民大会堂で三八節のお祝い会があり出席しました。
招待状に「正装で」と書いてあったので和服で出掛けてみると、
全く知らない外国の方から「一緒に写真撮ってください」との申し出多数!
朝鮮語部の奥様と一緒に、いろんな国の人に写真に収まりました。
人民大会堂の中の広い宴会場でイベント開始。
歌や踊り、雑技などなどいろいろな演目で世界各国の女性を楽しませて
くれます。今回は、お客さんで行ったのでじっとしていればいいのに、
ついつい席を離れ、写真を撮ったりウロウロしてしまう私。
席にいる時は、お茶を飲んだりお菓子を食べたり。
あまり期待していなかったんだけど、このジャスミン茶とチーズケーキが
絶品!さすが、人民大会堂♪
席についてキョロキョロしていると、どこかの国の民族衣装の人が
目に留まる。
和服は着るのも、脱いでから片付けるのも実はけっこう時間がかかる。
「いいなぁ。この人は民族衣装が気軽に着られて・・・」と思ったけれど、
相手は私のことを「和服って温かそうでいいなぁ」って思ってたかも。
隣の芝生は、青く見える=家花不如野花香ってことかな。