5月30日に日本政府が中国・四川大地震の支援物資輸送のための自衛隊機の派遣を見送ることを正式に発表したことが今波紋を呼んでいます。
中国の駐日本大使館の当初の要請は、中国に救援物資を一刻も早く届けてほしいことであったと日本の外務省が5月28日の記者会見で明らかにしました。
日本の外務省の説明によると、物資の輸送は自衛隊機が一番迅速であるので、四川大地震の救援物資輸送に自衛隊機の使用を検討したのだそうです。
しかし、その後事態が一転しました。日本のメディアの報道によると、自衛隊機の派遣を取りやめたきっかけは、その使用を決めた翌日(28日)の朝にマス・メディアの報道を見た福田首相が「重要なのは救援物資を一刻も早く輸送することであって、自衛隊機を使用するか否かでないと町村官房長官に電話で語ったことです。
日本政府は29日に自衛隊機の使用を取りやめることを決定しました。そのかわりに、救援物資の輸送は民間のチャーター機を使っておこなわれます。(整理・翻訳:huang xunxun)
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