台湾海峡両岸の農業協力フォーラムが17日、海南のボアウで開幕しました。中国全国政治協商会議の賈慶林議長は開幕式で海峡両岸の農業分野における交流と協力の推進について、4つの提案を出しました。

　この4つの提案は共に努力して海峡両岸の農業協力の環境と条件を改善すること、統一的に計画し、両岸の農業協力を強化すること、人を本にして両岸農民の利益を保護すること、高い見地に立って両岸の農業協力メカニズムを次第に確立することです。

　中国国民党の連戦名誉主席は演説を行い、「海峡両岸の直接通信、通商、通航を実現することは、両岸の農業分野の競争力を向上させる重要な一環である。両岸の農業分野には補完性があり、農業分野における交流と協力を強化することは、両岸の農業競争力の向上と経済の発展にプラスとなる」と述べました。

　今回のフォーラムは、中国共産党と中国国民党の関係部門が共同で主催したもので、両岸の農業界の人々、専門家ら400人が今回のフォーラムに参加しました。