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中国農業省の高官がこのほど天津で明らかにしたところによりますと、中国の北方では、約60万ヘクタールの耕地が国家の規定した保護耕作へと転換しました。今後5年の間に、中国は北方地区で、210万ヘクタールの保護耕作地を作ることになります。
保護耕作とは、収穫が終わった後の作物の茎や根を地面に敷き詰め、発芽が可能な程度に少なめに土地を耕す農法です。この方法だと土地の旱魃や水害への抵抗力を向上させるとともに、適度な風を吸収することが出来るため、土が風に飛ばされることを防止する役割もあります。この農法は主に、旱魃地区の農作業と放牧場の草の栽培に適しています。これは農業の持続的な発展を維持するための重要な手段となります。
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