7月28日、内蒙古自治区満州里市の市民広場では、『中ロ友好の旅』取材チームの壮行式が行われました。『中ロ友好の旅』取材チームはここからロシアへ出発します。
28日午前10時、『中ロ友好の旅』取材チームの23台の取材車は満州里の市民広場に入りました。現地の指導者や数千人の市民が道路の両側で取材チームを出迎え、市民たちは民間舞踊や獅子舞を披露して熱烈歓迎の意を伝えました。
2006年と2007年は中国とロシアの『国家年』に当たります。中国の主要メディアは国境を越えた『中ロ友好の旅』大型取材活動をスタートさせました。今回の取材活動の主催者として、中国国際放送局の王庚年局長は満州里に出向き、取材チームの全員を代表して満州里市に心から感謝の意を伝えました。
「満州里は従来『国の玄関』と呼ばれており、中国とロシア交通の重要な窓口であり、両国人民の友好を結ぶ架け橋と絆でもあります。『中ロ友好の旅』はここを出発して、ロシアに入ることは特別な意義があります。われわれの記者は中国人民がロシア人民に対する友情を持ってロシアに行き、またロシア人民が中国人民に対する友情を持って中国に帰ります」
この後、満州里市政府の郭承民副書記が熱意のこもる挨拶をしました。
「今回の『中ロ友好の旅』取材活動は満州里にとって、とてもありがたいことです。満州里が国境都市としての知名度を高め、中国とロシアとの貿易や観光を促し、両国人民の友情を深めることになるでしょう。取材チームが満州里人民の友情をぜひロシア人民に伝えて欲しい。最後に、歴史的意義のある『中ロ友好の旅』が順調に成功するように心からお祈りします」。
28日間続く予定の『中ロ友好の旅』は4日目に入りました。北京から瀋陽、チチハル、そして満州里まで、取材チームのメンバーはカギとなる適応期間を過ぎました。
満州里はアジアとヨーロッパを結ぶ交通の要衝で、中国の環渤海の港からロシアや独立国家共同体諸国、そしてヨーロッパへ向かう最も便利で、最も経済的、最も重要な輸送の通路です。ここは中ロ貿易の6割以上の陸路輸送を担当しています。この美しい都市で、中国国際放送局の王庚年局長は出発の号令をかけました。
「ただいま、『中ロ友好の旅』取材チームは満州里から国境を出ます。みんな無事であるように……」
これから、『中ロ友好の旅』は長いロシアでの旅を迎えます。メンバーたちは胸を張って、取材任務を順調に終え、中国人民の友情の種をロシアで広く蒔くように頑張っていくことでしょう。
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