スーダンのバシル大統領は28日、首都ハルツームで、パレスチナ国民の民主的な権利を尊重するよう、国際社会に呼び掛けました。
新しい政府の組閣に取り組むイスラム原理主義組織「ハマス」に対して、アメリカなどの西側諸国は、経済援助を中止すると脅かしています。これに対して、バシル大統領は、当日AU・アラブ諸国連盟サミットで、「国際社会がパレスチナ国民の民主的な権利を奪うべきではない」と指摘した上で、パレスチナ人は自国の指導者を選ぶ権利がある、と強調しました。さらに、約束を再三に守らぬイスラエルを、国際社会は放任すべきではないと、強い姿勢を示しました。
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