イエメンを訪問しているハマス政治局指導者のマシャアル氏は20日、イエメンの首都サヌアで、「イスラエルへの合法的抵抗はハマスの選択肢で、最終的な目標ではない」と述べました。
マシャアル氏は、その際、「ハマスにとって、政権担当とイスラエルへの抵抗を協調することは決して容易なことではなく、イスラエルの占領を終らせ、自分自身を保護する抵抗のほか、パレスチナ人民には選択肢がない」と語った後、「政権担当問題で、ハマスはそのほかの政治勢力との協力を期待しているが、アメリカは一部のパレスチナ政治勢力に圧力をかけ、ハマスが主導する新しい内閣に参加しないようにしている」と非難しました。
この日、イエメンのサレハ大統領は、ハマス代表団と会見した際、ハマスが中東和平の提唱を受け入れ、イスラエルを認めることを呼びかけました。
別の報道によりますと、20日ブッリュセルで開かれたEU外相会議では、パレスチナ支援問題で新しい決定が出されませんでした。EUは、パレスチナ新政府の承諾とその行動によって、関連の決定を出します。EUはハマスがイスラエルを認め、武力を放棄することに同意し、パレスチナとイスラエルがすでに調印した協定を認めることを何回も促しました。
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