パレスチナ自治政府のアッバス議長は15日、イスラエル軍が14日にエリコの刑務所を急襲したことを非難しました。
アッバス議長は、「今回のイスラエル軍の急襲は、パレスチナ人を辱めるもので、『許せない罪』だ」と述べた上で、パレスチナに駐在している外国の機構と外国人に怒りを転嫁しないよう国民に呼びかけました。
また、15日、イスラエルのオルメルト首相代行は、「イスラエル軍によって拘束された6人のパレスチナ人は、イスラエルで裁判にかける」と述べました。
これを受け、アメリカ、ロシアとEU・欧州連合は、「自制を保ち、中東問題関連4者の枠組み内で、情勢の安定のために努力するよう」パレスチナとイスラエルに要求しました。
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