国連の安保理は17日、初めて非公開会議を開き、イラン核問題をめぐり討議しました。会議後の記者会見で、アメリカ、イギリス、フランスの3ヶ国が、安保理ではイラン核問題をめぐる議長声明に基本的に一致に達したことから、来週中の採択を希望しました。
国連駐在のフランスのサブリエレ代表とイギリスのパリ代表は、その際、安保理が議長声明を早い内に採択すれば、両国がIAEA・国際原子力機関のイラン核問題関連報告の提出に柔軟性を見せる、と表明しました。
アメリカの国連駐在のボルトン代表は、安保理が20日にイラン核問題をめぐる討議を再開することを決めたと明らかにしました。
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