パレスチナの要求に応じて、国連の安保理は14日午後緊急会議を開き、イスラエルによるヨルダン川西岸のパレスチナのイェリコに対する軍事行動後の中東情勢について討議します。
国連の政治事務の担当者は安保理に、イスラエルがイェリコの監獄を攻め、パレスチナ人民戦線の指導者や前パレスチナ高官を逮捕したことを通報した後、イスラエルの軍事行動やパレスチナが取った抵抗活動は、緊迫した中東情勢をより一段と悪化させる恐れがあると指摘しました。
アナン事務総長は、当日、スポークスマンを通じて声明を発表し、この事件への重大な関心を示しました。声明は、双方が自制を保ち、直ちに暴力行為を停止するよう呼びかけると共に、関連各方面が騒乱期間中拉致した外国人を直ちに釈放するよう、促しました。
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