中国外務省の孔泉スポークスマンは9日の定例記者会見で、中国は次期国連事務総長がアジアから選ばれることを希望していると改めて表明しました。
孔泉スポークスマンは記者の質問に答えた際、「中国は次期国連事務総長にアジア人がなることを支持している。これまで、いくつかのアジアの国から人選されているが、中国は友好的な協議を通して各側が共に受け入れられる共通意見に達するよう望んでいる」と話しました。
国連事務総長の任期は5年間で、再任することができます。国連の関係ルールによりますと、事務総長は各大陸から輪番に選出されることになっています。アジア諸国は1971年以後、国連事務総長を勤めた人がいないままです。現任のアナン事務総長はアフリカ出身で、その第二の任期は今年で満了することになります。
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