中国外務省の孔泉スポークスマンは9日に行われた定例記者会見で「ロシアはイランの要請に応じて、ロシアの初の国際ウラン濃縮センターを建設することにした。中国側は、これが当面のイラン核問題の行き詰まりを打開することにプラスとなると希望する」と表明しました。
孔泉スポークスマンは「中国はロシアの提案を肯定し、これを現在の行き詰まりを打開する有益な試みだと見ている。中国は、国際核拡散防止システムにプラスとなるすべての努力を支持しており、世界各国の原子力平和利用を促し、核兵器の拡散を防止するために、国際社会が平等協商を通じて関連問題で合致することを希望する」と述べました。
ロシアの関係筋によりますと、イランの高級代表は16日ロシアを訪問し、関係提案についてロシアと協議します。イランはこのセンターの建設に参加する一番目の国になる可能性があるとのことです。
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