イランの核交渉を担当するラリジャニ最高安全保障委員会事務局長はこのほどイギリスの雑誌「フィナンシャル・タイムズ」の記者のインタビューに受けた際、「イランとの核交渉の回復をEU・欧州連合に求めて上で、もし、イランの核問題が国連安保理に付託されたら、イランは産業的規模でウラン濃縮活動を起動させる可能性がある」と警告しました。
それによりますと、ラリジャニ事務局長は、「交渉の門戸が空けられているのなら、イランは交渉を通じて核問題を解決したいが、この扉は閉ざされてしまったため、イランは当然のことながらその他の措置を講じていく。もし、イランの核問題が国連安保理に付託されたなら、イラン政府は、すべての自国が求める措置を放棄して国の権益を守っていく」と述べました。
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