イスラエルのモファズ国防相は22日、「パレスチナとイスラエルと和平プロセスが来週のパレスチナ評議会選挙後にも相変わらず停滞状態にあるのであれば、イスラエル側はヨルダン川西岸で一方的行動を取る可能性があるとの考えを表明しました。。
イスラエルのメディアの報道によりますと、モファズ国防相は当日、沿海都市ヘルツェリヤで開かれた治安会議での演説で、将来の一方的行動の内容はヨルダン川西岸にある主要なユダヤ人入植地を強固なものとし、エルサレムをイスラエルの首都として保留し、これまでに軍事的管理が実施された一部地区を非軍事化が含まれることを明らかにしたとのことです。
2005年の8月15日、イスラエルは一方的行動計画を正式に実施し、ガザ地区から撤退し始めました。そして、9月12日、イスラエル軍はガザ地区からの撤退活動を終え、38年にわたる占領にピリオドを打ちました。しかし、ガザの通路や空港、港などは相変わらずイスラエルにコントロールされています。
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