外交部の喬宗淮副部長は26日、日本外務省の河野雅治・総合外交政策局長と会見した。双方はともに関心を持つ問題について意見を交換した。外交部ウェブサイトが伝えた。
国連改革について、喬副部長は河野局長に中国側の見解を説明し、次のように強調した。
当面の急務は、国連創設60周年首脳会議で採択された成果文書を確実に履行し、比較的多くの共通認識が得られた分野で国連改革の進展を推し進めることであり、発展をめぐる問題を優先課題や重点とするべきだ。安保理改革では、途上国、特にアフリカ諸国の代表性を優先的に増やすべきだ。改革は民主的に協議し、十分討議を尽くし、広範な合意を得た上で決定することが必要だ。中国は、重大な対立を残したままの改革案を強行採決することには反対する。(編集YS)
「人民網日本語版」
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