アメリカのホワイトハウスのマクレランスポークスマンは21日、メディアに対し、「ニューヨークの交通機関によるストライキは『不幸なもの』だ。ホワイトハウスは、彼たちが一日も早くストライキを中止するよう希望する」と述べました。
マクレランスポークスマンは、「連邦政府がこの争いの調停を手助けする用意はあるが、法律でこの類のストライキに対する政府の干渉を禁止している。従って、関係各方面ができるだけ早く意見の食い違いをなくすよう希望するほかはない」としています。
ニューヨークの交通機関は、労使交渉が行き詰まり状態に陥った後、20日朝3時ごろ全市的なストライキを発表しました。これにより、毎日延べ700万人を輸送する地下鉄とバスが停止状態になりました。これはニューヨーク公共交通における25年ぶり過去最大規模の停止となります。
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