国連のアナン事務総長は9日、「国民投票で採択されたイラクの新しい憲法はその政治移行プロセスが最終的段階に入ることを表したが、イラクは安全、政治及び経済の面で依然として大きな挑戦に直面している」との考えを示しました。
アナン事務総長は当日安保理に提出したイラク情勢に関する報告の中で、「現在、国連特別派遣グループと選挙専門家は今月15日に行われる予定のイラクの議会選挙の準備作業に協力している。同時に、国連のガジイラク事務特使もアラブ諸国連合と緊密に協力しており、2006年の初めに行われる『イラク和解大会』の準備作業を行っている。これらの努力がイラク各派の対立を解消し、イラクの再建を推進することができるよう希望する」と述べました。
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