ロシアの副首相でもあるイワノフ国防相は5日、「『トルーM1』防空ミサイル・システムのイランへの売却について、ロシアとイランはすでに契約を結んでいる」と明らかにすると同時に、「これによって、国力の地域的な均衡が壊されることはない」と強調しました。
イワノフ国防相はさらに「『トルーM1』防空ミサイル・システムは中距離のもので、空爆を受けた時しか、役割を持たず、『百パーセント』の防御的兵器である」と述べた上、「ロシアとイランの契約は、ロシア連邦の法律に完全に合致し、ロシアの担うべき国際的義務にも違反していない」と強調しました。
伝えられるところによりますと、今回ロシアがイランに提供することになった「『トルーM1』防空ミサイル・システムは総額7億ドルを超えるもので、飛行機やミサイルを撃墜する能力をもつということです。
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