ロシア国防省の高官が2日明らかにしたところによりますと、ロシアはイランに対し総額7億ドルを超える「TORM1」対空ミサイルシステム29基を提供することになりました。
ロシアのタス通信によりますと、この短距離対空ミサイルシステムは、各種の飛行機、巡航ミサイル、航空爆弾を撃墜できますが、ロシア国防省の高官は当日、このミサイルシステムの売却は防衛目的であり、イランの防空能力向上を図るもので、ロシアのこの行動は、担うべき関連の国際義務には違反していないと強調したということです。
これについてアメリカ国務省の関係者は「イランへのいかなる兵器売却に注目しており、しかも、関連の法律に則って、こうした行動に反応を示すだろう」との姿勢を表明しました。
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