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今日(9日)午前、中国、朝鮮、アメリカ、韓国、ロシア及び日本が参加する朝鮮半島の核問題を巡る第五回六ヵ国協議が北京で始まりました。中国の武大偉外務次官は開幕式で「今回協議の中心課題は『約束対約束、行動対行動』という原則の下に、共同声明の細則や方法、段取りを制定し、実施することで、各側が引き続き真剣に責任感を持ちながら、柔軟かつ真剣な態度で協議して、一日も早く各側が満足できる実施可能な法案を制定するよう希望する」と述べました。
第五回六ヵ国協議の開幕式で、今回の協議の議長を務める中国代表団の団長、武大偉外務次官は挨拶の中で、各代表団に歓迎の意を表すと共に第四回協議の成果を大事にするよう希望するとした上、また、「(第四回協議で発表した)共同声明は各側の政治的意志と確固たる約束を反映したもので、その発表は朝鮮半島の非核化プロセスで重要な一歩を踏み出し、六ヵ国協議が新たな段階に入ったことを意味する。この成果は容易に収められたものではなく、各側はこの成果を大事に扱うべきである」と述べました。
武大偉外務次官は更に、協議の方法について、まずは協議を段階的に分けて進み、各側の団長により大まかな枠組み案を制定してから、作業グループ或いは専門家グループにより具体的な内容を詰め、最後に団長による話し合いをするという中国側の意見を述べました。
一方、韓国代表団の宋旻淳(ソンミンスン)外交通商次官補は今朝ホテルを離れる際、「韓国が最も関心を持っているのは皆の立場の差がどれほどあるのかではなく、各側の間の距離がどれほど近づいたのかだ」と述べ、更に、「韓国は今回の六ヵ国協議を行動と信頼のよりよい循環の方へと進めたい。今回の協議を通じて、各側が相手の立場をより理解した上、各国政府に報告することを願っている」と記者に語りました。
アメリカ代表団のヒル国務次官補は今朝、会場へ向かう前、「アメリカの朝鮮核放棄問題での立場ははっきりしている。アメリカは非核化した朝鮮半島が見たい。朝鮮が核拡散防止条約とIAEA国際原子力機構の査察を受ける枠組みに戻ってはじめて、アメリカ側は適切な時期に軽水炉提供について議論する」と明らかにしました。
更に、日本代表団団長の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は今朝、次のように述べました。
開幕式の後、全体会議と断続的に二国間協議を重ねました。全体会議では、各代表団の団長が共同声明の実施にまつわる各自の立場と考えを述べました。席上、各国の代表は、第五回六ヵ国協議が「行動対行動」の実質段階に入り、課題がより複雑で難しくなったので、各側が真剣かつ的確に声明で約束したことを履行し、各自の義務を担う。そして、相互の合理的な主張を配慮した上で、十分に話し合いをして、食い違いを適切に解決し、共同声明を実現するルートや方法、段取りを見つけたい。たい六ヵ国協議のプロセスを引き続き推進して、朝鮮半島の非核化を実現し、朝鮮半島と北東アジア地区の平和と安定を維持し、共同発展を促すため、絶え間ぬ努力をすべきだということで、意見の一致を見ました。
世論は、各側が一部核心の問題で食い違いが存在するものの、各代表団の態度表明を受けて、第五回の協議に依然誠意と辛抱強さが見られたとしています。また、第五回協議が期日通り開催されたことも、各側が引き続き真剣に実務的に共同声明を具体化しようとする姿勢を示しました。六ヵ国協議は共同の認識を積み重ねるプロセスでもあるとされています。今回の協議を通じて、各側が共同認識をより高め、食い違いを少なくして、引き続き朝鮮半島の非核化へ向け、努力を続けるでしょう。
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