朝鮮半島の核問題をめぐる第5回6カ国協議は9日北京で行われる予定です。今回の協議で、9月19日に閉幕した第4回6カ国協議で発表した共同声明を踏まえて、声明の履行計画及び各国の注目する具体的な問題について討議することになります。各国は今回の協議で核心部分の問題について実質的な進展を収めることを期待しています。協議の進展を推進するため、各方面はどんな努力をしたのでしょうか、また、今回の協議は進展を収めることが出来るかどうか、そこで、今日はこれについて数回にわたって、6カ国協議に取材した韓国、日本、アメリカ、ロシア駐在北京放送記者からのリポートをお伝えましょう。
今回の協議の準備のため、中国とそのほかの5カ国は密接な接触を保っています。これについて、日本駐在北京放送の藩暁英記者は 「第4回協議後、中国外務省朝鮮半島事務大使の李濱氏は朝鮮、アメリカ、韓国を訪れた。10月の末、中国の胡錦涛国家主席は朝鮮を訪問し、朝鮮の最高指導者キム・ジョンイル氏と核問題について意見交換を行い、双方は一致して、第4回協議は積極的な成果を収めたことを認め、協議の共同声明を実行し、「朝鮮半島の非核化」を目指して引き続き努力していくことを表明した。これで、中国側は第5回協議が順調に行われるために良好な雰囲気をつくったと言える」と話しました。
朝鮮半島の核問題は朝鮮と韓国の関係、朝鮮半島の平和に直接関割があります。このため、韓国も、朝鮮の核問題で、積極的な協調と仲裁を行ないました。これについて、韓国駐在北京放送の金東光記者は「第4回協議終結後、韓国のノム・ヒョン大統領は関係国の指導者と電話会談し、韓国が各国と共に、朝鮮半島核問題の早期解決になすべき役割を果していくことを表明した」と語りました。
第5回協議開催を前に日本と朝鮮も接触を行ないました。これについて日本駐在北京放送の王頴頴記者は「先週、朝鮮と日本は北京で会談した。第5回協議開催前における朝鮮と日本双方の接触は今回協議のために、よい環境を作り出した。6カ国協議の行き詰まりを防ぐため、両国間の問題を出来るだけ協の前に解決できるようにしている」と述べました。
ロシア外交関係者も、今回の協議を歓迎しています。これについて、ロシア駐在北京放送の李忠慶記者は「ロシアの外交関係者は第5回協議で、共同声明を実行に移す手段が見つかることを希望している。6カ国協議ロシア側の団長であるアレクセイエフ外務次官は第5回協議が進展することを希望した」と述べました。
しかし、朝鮮問題の主な当事者である朝鮮とアメリカは一部の主要問題において依然として、それぞれ異なった見方を持っており、相互信頼に欠けている。これまでの一カ月間、朝鮮とアメリカは数回接触したものの、意見の食い違いを改善することが出来なかった。アメリカは、朝鮮側の要求は6カ国協議に前提条件を示すことになり、これは共同声明の原則に違反していると見ている」と述べました。
朝米間のこうした意見の食い違いと相互不信は直接第5回協議に影響を及ぼす可能性がありますが、世論は今回の協議で各側が相互理解と信頼を強化し、柔軟性を持ち、これまでの協議を基礎に、共に6カ国協議を進展させていくことを希望しています。
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