韓国とアメリカによる第37回安保年度会議は21日、韓国の首都・ソウルで開かれ、交戦時の指揮権の引渡し、APEC・アジア太平洋経済協力会議期間中のテロ取締り問題などについて討議されます。
韓国のユン・グアンウン(尹光雄)国防相とアメリカのラムズフェルド国防長官が今回会議に出席しましたが、アメリカ側は、交戦時の指揮権を韓国側に引き渡すことを原則として認めており、双方はこの問題について更なる協議を行なうことで合意に達しています。
双方はまた、朝鮮の核問題を巡る六ヶ国協議、朝鮮と韓国との和解や協力などについても検討し、第四回六ヶ国協議の共同声明に基づき、朝鮮の核計画の放棄や朝鮮半島の非核化がいち早く実現できるよう期待しました。
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