イスラエル空軍は1日午後、パレスチナ過激派ハマスのメンバー1人とパレスチナ自治政府の主流派ファタハに属するアル・アクサ殉教者軍団の幹部1人をミサイル攻撃で殺害しました。
パレスチナ治安当局によりますと、イスラエル軍は当日、ガザ北部で、この2人が乗っている車を狙ってミサイルを発射し、2人が死亡したほか、通行人9人が負傷したということです。
イスラエル軍側は、「標的となった2人は、イスラエル人20人が死亡した数回にわたる襲撃を指揮していた人物だ」としています。
これを受け、ハマスとアル・アクサ殉教者軍団はそれぞれ、報復の意を示し、パレスチナのエラカート交渉担当官も、「停戦維持へのパレスチナの努力をぶち壊した」と批判しました。
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