国連の人道援助を担当するエグラン副事務局長は19日、中国を含む世界各国がパキスタンの地震による被災地区に人道的援助を提供していることを高く評価すると共に、被災地区への様々な援助を引き続き提供するよう国際社会に呼びかけました。

　これは、エグラン副事務局長が当日北京で行った記者会見で述べたものです。

　エグラン副事務局長はその際、「パキスタンが10月8日マグニチュード7.6の地震に見舞われた後、中国を含む多くの国は直ちに行動を取り、被災地区に大量な救援物資を適時に提供している。各地の被災民は救済を受け始めた。現在までに、中国は、パキスタンに8回にわたる救援物資を送った。第9陣の物資をまもなく送る」と述べました。