フランスのシラク大統領とイタリアのベルルスコーニ首相は4日、パリで第24回フランス・イタリアサミットを行いました。その後に行われた記者会見で、両国の首脳は、「あいまいにトルコのEU・欧州連合加盟を拒否することは、EU内部の動揺を引き起こす可能性がある」と表明しました。
シラク大統領は「長い目で見れば、トルコの加盟はEUに平和、民主かつ強大さを保つことができる」と述べました。
ベルルスコーニ首相は「トルコの加盟は西ヨーロッパ諸国とイスラム諸国が交流のかけ橋となることにプラスとなる」と述べました。