IAEA・国際原子力機関理事会に出席したEU・欧州連合の代表は22日、イラン核問題の安保理付託を一時的に中止することを決めました。
EUの代表は当日発表した決議草案の中で、「EUは、IAEAのエルバラダイ事務局長が11月に開催される次回理事会でイランの核計画に関する新しい報告を提出し、その後、理事会によって国連安保理にイラン核問題を報告する時機と内容を決めるべきだと考えている」としています。
これに対し、中国の国連常駐の呉海龍大使は、双方が一日も早く実際の段取りを取って交渉を再開するよう呼びかけました。
アメリカ国務省のマコーマックスポークスマンは、イギリス、フランス、ドイツがイランと交渉したいと表明したため、EUを代表するこの三カ国と交渉するようイランに呼びかけました。
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