16日はイスラエルがガザ地区から撤退する行動を実行した2日目です。イスラエルの高官は過半数の入植者の家族が既にガザ地区から退去と表明しました。それと同時に、国際社会もパレスチナとイスラエルの情勢の発展に非常に注目しています。
イスラエル軍の一方的撤退行動の総指揮をしている南部軍区のハレル司令官は当日「50%以上の入植者の家族は既に自主的に退去した」と述べました。伝えられるところによりますと、イスラエル軍は既に、17日夜明け方に強制撤退の行動に踏み切ったとのことです。
イスラエル軍が一方的撤退行動を展開している同時期、アメリカのウェルチ国務次官補が16日、突然ガザ地区を訪れ、撤退行動で協調を強化し、イスラエルがガザ地区から撤退する行動が成功するよう、パレスチナとイスラエル双方に要求しました。
ヨルダン首相は当日、イスラエルがガザ地区から撤退することに歓迎の意を表しました。同日、マレーシアの外相も「今回の撤退行動はイスラエルがパレスチナとの衝突を解決することに踏み出した小さな一歩であり、パレスチナの建国の重要な条件となるに違いない」との考えを示しました。
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