中国外務省の劉建超スポークスマンは14日北京での記者会見で、「イスラエルによる分離フェンス構築はパレスチナ・イスラエル間の矛盾を激化させるだけだ」と指摘しました。
報道によりますと、イスラエル政府は10日の閣議で、東エルサレムでの分離フェンスの構築加速を決めましたが、これについて劉建超スポークスマンは、「イスラエルの占領下にあるパレスチナ領土での分離フェンス構築に反対する中国の立場は一貫したものである。中国側は、分離フェンスの構築はパレスチナ・イスラエル間の矛盾を激化させるだけであり、今の国際社会と関係各側が行っている平和交渉促進の努力にマイナスとなるだけである」と述べました。
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