朝鮮半島核問題について話し合う第四回六ヶ国協議はいま北京で開催しています。三日目の28日は、各国が頻繁で密接な二ヶ国協議を行った前の二日間と違い、主に朝鮮とアメリカの両国が協議を行いました。協議後、双方ともコメントを発表していないことから、当日の協議はたいした成果がなかったようですが、実は今回こそ、大きな成果が得られるかもしれないと見られています。
まず、朝鮮とアメリカ双方とも問題の解決について誠意を示しています。当日午前、双方は北京入りしてからの三回目の二ヶ国協議を3時間ほど行いました。伝えられるところによりますと、この会談の中で双方は、互いに尊重し、それぞれの代表団団長が27日の全体会議での発言で表した構想と提案を確認し合いました。双方は、良好な雰囲気の中で、実務的で建設的な協議をしました。
今回の六ヶ国協議に参加した中国代表団の秦剛スポークスマンは当日午後の記者会見で、「朝鮮とアメリカは、二ヶ国協議をこれからも続けていくことで合意している。両国が誠意を持って協議をすることが出来ることは良い兆しだ」と述べました。
第二に、今回協議に参加した各国はいずれも、協議の成果に期待を示しています。秦剛スポークスマンが明らかにしたところによりますと、各国がより十分により突っ込んで協議を行い、食い違いを縮め、成果を収められるようにするため、各国は、協議をいつ終わらせるかいまだに決めていません。
現在、各国の協議は、全体会議や二ヶ国協議の形でコミュニケーションをとり、朝鮮半島核問題におけるそれぞれの立場、見方、構想、提案を表明しています。協議はいま「詰め」の段階にあり、各国はそれぞれの構想や提案を整理し、整えているところです。
28日午前、中国の戴秉国外務次官は、六ヶ国協議の各国代表団団長と会見しました。各国はいずれも、今回の協議で共同宣言を含めた実質的な成果を収めるように努力していくことで合意しています。
第三に、今回協議のホスト国と参加国として、中国は、和解を促進するという建設的な役割を積極的に果たしています。中国はこれまで各国との二ヶ国協議を12回行っており、成果が収められるように努めています。
28日昼、戴秉国外務次官は昼食会を開き、各国代表団のために緊張した協議の中で和やかな雰囲気を作り、相互理解を深めるチャンスを提供しました。戴秉国外務次官は昼食会で「会談は正しい方向へ向かって進んでいるところである。朝鮮半島核問題は複雑なものだから、各国が食い違いを持つのは当たり前のことである。各国が六ヶ国協議のチャンスを大切にし、合意を拡大し、食い違いを縮め、進展を収められるようにしていくよう希望する」と述べました。
一方、朝鮮とアメリカは頻繁に接触し、双方とも問題の解決に誠意を示しているものの、双方の相互信頼が薄いことから、「非核化」と「非核化プロセス」について食い違いが依然として大きいことから、各国がいずれも受け入れられる共同提案をいまだに見出していません。今回の協議はいったい進展が遂げられるかどうかは、29日の協議で決まることでしょう。
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