イランのアハマディネジャド次期大統領は4日テヘランで、西側メディアによる大統領に不利な報道と非難に反駁し、これら報道と非難は「根拠がなく、まったくの企みだ」と指摘しました。
イランからの報道によりますと、アハマディネジャド次期大統領は当日「一部の西側諸国は欺瞞的な報道を流したが、その目的は疑うべきものだ。イランの大統領選挙の結果はイラン国民の自由な意志と自主的な権利の現れであり、その選挙は真の民主をあらわした手本であることを示している。イランは、西側諸国がイラン国民の感情を傷つけないよう警告する」と述べました。
アハマディネジャド次期大統領が6月中旬のイラン大統領選で勝利したあと、一部の西側のマスコミは、アハマディネジャド氏は1979年のイラン駐在アメリカ大使館の人質事件に参与し、1989年にはイラン反対派の指導者暗殺事件の画策に参加したと報道しましたが、これに対しイラン側は以上のことを否認しています。
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