EU・欧州連合は2006年5月にブラジル、アルゼンチン、ウルグアイとパラグアイからなった南部共同市場(メルコスル)との自由貿易協定の達成を希望しています。ブラジルメディアの13日の報道によりますと、これは欧州委員会対外関係担当のフェレーロ・ワルドナー委員が12日ブラジルのサンパウロで地元の企業家と会見した際に発表したものです。
それによりますと、「2年に1度開かれるのEU・メルコスル首脳会議は来年の5月にオーストリアのウィーンで開催される予定で、これは協定の達成にとっていいチャンスだ。また、EUと南部共同市場は去年難局に陥った自由貿易交渉を回復させるため、9月の初め頃にブリュッセルで閣僚級会議を開く予定だ。EUはWTO・世界貿易機関のドーハ・ラウンド交渉が終る前に南部共同市場と自由貿易協定に調印することを希望する」とのことです。
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