欧州委員会の司法・自由・安全担当委員でもあるフラッティーニ副委員長は7日、「当日、イギリスのロンドンで発生した同時テロ爆発事件により、EU・欧州連盟の各加盟国は反テロ情報の交換と協力を強化する必要があることが証明された」と表明しました。
フラッティーニ副委員長は当日ブリュッセルで発表された声明で、「ロンドンで発生したテロ事件はテロリズムがヨーロッパの永久的な脅威だということを表し、EU加盟国25カ国のの法執行部門と関係機関が反テロ情報の交換と協力を強化する必要があることを再度証明した。再びこのようなテロ事件に遭った場合により効果的かつ強調した反応を示すため、欧州委員会は13日、会議を開き、テロリズム撲滅の措置、特に反テロ即時反応システムの設立問題について討議する予定だ。」と述べました。
フラッティーニ副委員長はまた、欧州委員会はイギリスに対し、あらゆる有益な援助を提供すると表明しました。
7日イギリスのロンドンで、一連の地下鉄とバスの爆発事件が発生し、多数の死傷者を出しました。
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