経済協力開発機構は12日報告書を発表し、「ユーロ圏の国々は、すでに失った経済競争力を回復させるため、経済の構造的改革を行う必要がある」と警告しました。
ユーロ圏の2005年の経済を調べたこの報告はまた「ユーロ圏の国々が今実施している政策とその実施状況では、経済成長率は次第に下がり、2020年に1%前後になる。構造的改革は、経済発展を促し、各国が格差を縮めるもっとも良い手段だ」と述べています。
経済協力開発機構は今年のユーロ圏の経済成長率について2004年をより低い1.25%と予測しています。