中国共産党中央政治局の劉淇委員(北京市共産党委員会書記)は11日夜、新党の郁慕明主席率いる台湾の「新党抗戦勝利60周年記念大陸訪問団」と北京ホテルで会見した。劉委員は会見で次のように述べた。
今年は中国人民抗日戦争と世界反ファシスト戦争の勝利60周年であると同時に、台湾の回復・祖国復帰60周年にあたる。抗日戦争の勝利は両岸同胞が共に戦い、共に獲得した民族解放戦争の偉大な勝利であると同時に、世界各国人民が獲得した反ファシスト戦争の勝利であり、世界平和獲得の偉大な事業に大きな影響を与えた。郁主席率いる今回の大陸訪問が「抗日戦争勝利60周年記念」と「民族の旅」を主題にしていることは、国家主権と領土保全を守る台湾同胞の姿勢を存分に示しており、非常に意義深いものだ。
新たな情勢のもとで北京と台湾の交流と協力を強化することは、大局のおもむくところ、人心の向かうところであり、素晴らしい展望がある。われわれは最大の努力によって、北京と台湾の協力関係を発展させ、意思疎通の強化を通して理解を深め、交流を促進し、共通認識を拡大し、さらに良い環境を創造していく。(編集NA)
「人民網日本語版」
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